FC2ブログ

マゾヒズム文学の世界

谷崎潤一郎・沼正三を中心にマゾヒズム文学の世界を紹介します。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

目次


はじめに
マゾヒスト・谷崎潤一郎―真に理解しうる人々による真の理解を目指して
マゾヒズトのマゾヒストによるマゾヒストのための文学

総論
日本のマゾヒズム文学の三大要素
スクビズム総論
苦痛と陵辱
愛情の一方通行
女の忘却
手段化法則と物化倒錯
生体家具の代替性と慈畜主義
セルヴェリズムとパジズム
トリオリズム総論
ミスター・ポストマン―マゾッホと谷崎のトリオリズム
白人崇拝論
明治人の仰ぎ見た西洋人
韓国崇拝論
ドミナの四類型

谷崎潤一郎序論
『創造』論~美男美女崇拝
『女人神聖』論~貴族の兄妹、奴隷の兄妹
『嘆きの門』論~華族様の恋

谷崎潤一郎のスクビズム
『少年』論~スクビズムの楽園
『富美子の足』論~やっぱり足が好き!
『捨てられる迄』論~堕ちていく快楽、委ねる快楽
『神童』『鬼の面』論~自慰と妄想の青春

谷崎潤一郎のトリオリズム
『饒太郎』論~新たなる快楽の扉

谷崎潤一郎全集全作品ミニレビュー
第一巻 <「象」「刺青」「麒麟」「少年」「幇間」「飆風」「秘密」「悪魔」「羹」「続悪魔」他>
第二巻 <「恋を知る頃」「熱風に吹かれて」「捨てられる迄」「春の海辺」「饒太郎」「金色の死」「お艶殺し」他>
第三巻 <「創造」「法成寺物語」「お才と巳之助」「獨探」「神童」「鬼の面」他>
第四巻 <「恐怖時代」「亡友」「人魚の嘆き」「魔術師」「既婚者と離婚者」「鶯姫」「異端者の悲しみ」他>
第五巻 <「女人神聖」「仮装会の後」「少年の脅迫」「前科者」「人面疽」「金と銀」「白昼鬼語」他>
第六巻 <「嘆きの門」「西湖の月」「富美子の足」「或る少年の怯れ」「秋風」「天鵞絨の夢」他>
第七巻 <「途上」「検閲官」「鮫人」「蘇東坡」「月の囁き」「鶴悷」「AとBの話」他>

谷崎潤一郎作品の二次創作
『悪魔』『続悪魔』の二次創作
『鶯姫』の二次創作
『無明と愛染』の二次創作
『神童』の二次創作

谷崎潤一郎小事典
谷崎潤一郎歳時記
谷崎潤一郎作品に出てくる作家・本
谷崎潤一郎作品に出てくる食べ物

沼正三のスクビズム
『手帖』第三章「愛の馬東西談」~アリストテレスの馬
『手帖』第一三八章「和洋ドミナ曼陀羅」~ドミナを選ばば曽野綾子
『手帖』第二八章「性的隷属の王侯たち」

沼正三白人崇拝
沼正三の白人崇拝(1)―英伊混血女性との文通

『ある夢想家の手帖から』全章ミニレビュー
第1巻「金髪のドミナ」
第2巻「家畜への変身」
第3巻「おまる幻想」
第4巻「奴隷の歓喜」
第5巻「女性上位願望」
第6巻「黒女皇」

家畜人ヤプー図鑑
プキー

沼正三小事典
『ある夢想家の手帖から』に紹介されている文献
『ある夢想家の手帖から』に紹介されている映画
沼正三の谷崎潤一郎論

戦後の風俗小説
大和勇「金髪少女クララさま」「金髪パーティ」

外国文学
ドミナの言葉遣い―佐藤春夫訳「毛皮を著たヴィーナス」

ネット小説の感想
あらたなる神々の創生―キム・イルケ「韓日ヤプー秘史―国辱マゾヒスティックワンダーランド」感想

新和洋ドミナ曼荼羅
ギリシア神話の女神
ギリシア神話の美女
ヘブライ神話の美女
敗者のトラウマ~戦後日本のジャクリーン崇拝
アルペンスキーの美人選手
イスラエルのアイェレット・シャクド法務大臣の大イスラエル主義
韓国系アメリカ人写真家チョン・ユナの昭和天皇生首アート

その他創作物
文豪対話篇
天国の沼正三
青春の思い出
美男美女賛美論
続・美男美女賛美論
片瀬海岸物語
3月11日
マゾヒズムの階級的考察または生きづらい世の中を生き抜くために
続・マゾヒズムの階級的考察または生きづらい世の中を生き抜くために~白昼夢大作戦
女神キャロラインの降臨
・父の車で 1/3 2/3 3/3

【詩集ノート】 ※常時追加

その他感想記事
Fetish★Fairyさん新作の感想
中村佑介表紙画の『谷崎潤一郎 マゾヒズム小説集』
月蝕歌劇団公演「沼正三/家畜人ヤプー」の感想
エムサイズさん「椅子になった勇者」の感想
マゾヒズムというドグマ―エムサイズ「超私立!女の子様学園」
「家畜人ヤプー」の二次創作

雑記
今後の編集方針について
HNの由来と作家:白野勝利氏
私のマゾ遍歴
倉田卓次元裁判官死去
伝説のネット批評家:kagamiさんのマゾヒズム論

掲載情報
「女神の愛」第3号
「女神の愛」第4号

※当ブログはもっぱら文学・芸術を扱っています。年齢等による閲覧制限は一切ありません。
※前コンテンツリンク・転載フリーです。バナー↓
banner.jpg

twitter_logo_header.png

タグ : マゾヒズム小説 谷崎潤一郎 沼正三 家畜人ヤプー 白人崇拝

Top|谷崎潤一郎と沼正三の共通点と相違点 »

コメント

はじめまして。
こんにちは!僕、ドラ M男 くん 管理人のドラM男と申します。
当ブログにリンクありがとうございます。
遅れましたが、こちらからもリンクをはらせて頂きました。
どうぞ宜しくおねがいいたします。

ドラM男さん

こんにちは。
相互リンクありがとうございます!
今リンクの詳細を作っているところですので、そちらにバナーを貼らせていただきます。
どうぞ宜しくおねがいいたします。

先日はコメントを頂いたにも関わらず、こちらの不手際でどうもうまく掲載できなかったことをお詫びいたします。なにぶん不慣れなもので、お許しを乞う次第であります。
御ブログ、拝見させて頂きました。鋭い視点と旺盛な筆力に敬服しております。このように特定の観点から谷崎全作品を解析していく、というのは史上初の試みではないでしょうか?
こちらは学生の身分でもあり、なかなか時間がとれないものですから、更新は亀よりも遅いものとなりそうです。しかし、何があろうとも谷崎源氏最終巻をレビューし終わるまでは続けよう、そのように考えております。
今後ともご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。

ご来訪&コメントありがとうございます!
また、記事をお褒めいただいてとてもとてもうれしいです。
谷崎潤一郎全集解説の道は、お互いに始まったばかりですが、励みにし合いながら続けていけたらうれしいなと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです

Re: お元気でしょうか

昨年末にコメントを下さった方、ありがとうございます。
ご返信が遅くなりまして申し訳ございません。
これからまた少しずつ記事を書いていきたいと思いますので、見守っていただけるとうれしいです。
また、あらためてご挨拶に伺います。

はじめまして

マゾヒスティックな小説を書いています。よろしければ、ご覧ください。

浅野浩二さん

コメントありがとうございます!
素晴らしい小説集ですね。
少しずつ読ませていただきます。

はじめまして、
私はペロと申します。
憧れの女性の犬になりたいを念願してやまない変態野郎です。
我が国の中国では、マゾヒズム文学を関して、こんなに素晴らしいブログがひとつもいない。
このブログ大好きです

Re: タイトルなし

ペロさん

コメントありがとうございます!
中国人の方!
海外の方に読んでいただけているというのは本当にうれしいです。
私も犬願望は強くあります。

日本からみると、中国の性愛に関する文化は古来から非常に多様でスケールが大きいというイメージがあります。
谷崎潤一郎も、西洋に次いで、中国とインドの文化に強く憧れていたことが知られています。
また現代SM文化に関しても中国は相当に発達しているという情報が日本では流布されていますが、文学の面ではどうなのでしょうか。

有難うございます

白乃勝利さま。リンクまでしてくださって、ありがとうございます。正直なことを言いますと、私は、谷崎潤一郎のマゾヒズムは、大好きですが、沼正三のマゾヒズムは、私の感性に、ちょっと合わず、昔、読みましたが、興奮しませんでした。

浅野浩二さん

いつもコメントありがとうございます!
当ブログではこれまで谷崎と沼のマゾヒズムの共通点を強調してきましたが、相違点もありますよね。
今後はそのあたりについても書いていきたいと思います。

沼VS谷崎


マゾヒズムにおける谷崎と沼の相違点、意外な、そしてとても興味深い論点ですね。
沼は谷崎を高く評価していますし、両者のマゾヒズムには確かに共通するところが多いのですが、なるほど、そう言われてみれば違う点もあるのかも知れません。

正直申しますと、私は、浅野さんとは逆に、谷崎よりも沼の方が好きで、谷崎作品では「ヤプー」や「手帖」のような深遠な興奮を得られませんでした。
一体それは、沼と谷崎のどのような違いによるものなのでしょうか。

谷崎と沼の相違点についてのご論考、とても楽しみです。

仙人
いつもコメントありがとうございます!

なるほど。
浅野浩二さんは谷崎派
仙人は沼派
なんですね。

私はどちらも好きでとても甲乙つけられないです。
ただ沼が正体不明で、マゾヒズム論以外の思想はわからないのに対して、谷崎はその「真の快楽主義者」としての世界観、人間観にも強く共感します。
自分の「親父」という感じがするのは谷崎ですね。

私はとにかくマゾヒズム文学に対する

谷崎=ソフト
沼=ハード

という短絡的なイメージをぶち壊したい、という思いが、このブログをやっている大きな動機です。
谷崎が好きな方には沼を読んでほしいし、沼が好きな方には谷崎を読んでほしい。
(ただし男性マゾヒスト限定)
そういう思いが強いです。
だから2人の文豪の共通点を強調して紹介してきたつもりです。

私が思う谷崎と沼の一番大きな傾向の違いは、

谷崎=個室に閉じた楽園
沼=宇宙に開いた楽園

ということでしょうか。

「谷崎潤一郎全集全作品ミニレビュー」の「第六巻」がPage not foundになっちゃってますよ~

Re: タイトルなし

ご指摘ありがとうございます。

なにかがひっかかって非公開にされてしまったようですが、公開に戻せました。

質問があります

 聞きたいことがあります。 
 マゾヒストが崇めるドミナが仮に醜悪なもの(肉体面・精神面両方で)と化してしまったとき、崇拝する心は変わらないのでしょうか?

Re: 質問があります

胃さん

コメントありがとうございます!

そこなんです!
私がドミナに求めるのは肉体面の美だけですね。
なんらかの理由でそれが損なわれた人が崇拝対象になることはありません。

「すべて美しい者は強者あり、醜い者は弱者であった。」と書いた谷崎も同様の考えのはずです。
谷崎は2人の妻を捨てていますし、古いドミナを捨てて新しいドミナを求める願望を繰り返し作品にしています。
「異端者の悲しみ」には「人間と人間との間に成り立つ関係のうちで、彼に唯一の重要なものは恋愛だけであつた。其の恋愛も或る美しい女の肉体を渇仰するので、美衣を纏ひ美食を喰ふのと同様な官能の快楽に過ぎないのであるから、決して相手の人格、相手の精神を愛の標的とするのではない。」とあります。
「金と銀」には「美の国の女神」の言葉として「お前は定めし、今迄にも度び度び私を見た事があるだらう。お前が浮世に生きて居た時分に、お前を迷はした栄子と云ふ女も、…みんな私の影像なのだ。私はお前の美に憧れる心を賞でゝ、真実の国から仮そめの国へ、…自分の姿を幻にして見せてやつたのだ。真実が影像に優つて居るだけ、それだけ私の彼の女たちに優つて居る。仮りの幻の栄子をさへあれ程熱心に崇拝したお前は、今こそ安らかに私の宮殿に仕へるがいゝ。」とあります。
「春琴抄」では春琴が顔に熱湯をかけられそうになる場面を経て佐助が目を潰しますが、これは谷崎がドミナの美が損なわれることをどうしても受け入れられないことの現れです。

マゾヒストにとって、ドミナはあくまでもピュグマリオンのような偶像であり、人間性を崇拝しているわけではありません。
ドミナに宿る「美」を崇拝しているのです。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://victoryofwhite.blog114.fc2.com/tb.php/10-ada43e91

まとめ【目次】

・はじめに総論・日本のマゾヒズム文学の三大要素・スクビズム総論・苦痛と陵辱 ・トリオリズム総論 ・谷

Top

HOME

このブログをリンクに追加する

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。