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マゾヒズム文学の世界

谷崎潤一郎・沼正三を中心にマゾヒズム文学の世界を紹介します。

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続・美男美女賛美論

前記事「美男美女賛美論」にたくさんの反響を頂ました。
ありがとうございます。
その後もお二人の美しさに酔いしれながら、こんなことを妄想している日々です。



黒木メイサは決して赤西君の妻として不足はないのですが、赤西君の精液を、これからは一人の女性が独占するってのは、ちょっともったいない気がします。
一晩だけ赤西君に抱いてもらって、孕ませてもらって、赤西君の子供を生んで育てたいという女性ファンはたくさんいると思います。

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もしそういう願望がかなえられたら、赤西君の血を引いた綺麗で優秀な子供がたくさん生まれるのに。
もちろん、一晩でも赤西君に抱いてもらえるのは、そうとうな美女に限られるでしょうけど。
そうなったら、赤西君の子供を孕んだ美女と結婚して、赤西君の綺麗で優秀な子供を育てたいって男性も出てくるのでは?
あるいは娘を赤西君に孕ませてもらって、一家中で生まれてきた赤西君の子供にかしずいてそだてていきたいって家庭も出てくるかもしれません。

メイサに妊娠出産の苦労を味あわせるのも忍びないし、なにより赤西君が好きなときにメイサの体を味わえないってのはよくないですよね。

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代理母として赤西君とメイサの子供を産みたいって女性も結構いるのでは。
こっちは正真正銘赤西君とメイサの愛の結晶だから、ただ、種つけした子供とは「命の格」が違います。
胎児に万が一のことがあった場合の賠償の担保として、代理母は巨額の金銭を赤西夫婦に預ける必要があるでしょう。
足りない場合は現住不動産の譲渡でもいい。
このため、代理母になれるのは資産家の妻(夫が保証金を負担する)か、良家の娘(親が保証金を負担)に限られることになります。

代理母の希望者は、適正試験として赤西夫婦の家でメイサに家事奉仕をします。この試験に期限はありません。
候補者はメイサの子宮の代わりになることを夢見て必死に奉仕します。メイサが妊娠した時点で一人が代理母に選ばれます。

メイサは候補者を使役し教育し躾ながら、奉仕ぶりを審査します。
実際には候補者の数が多いためメイサはほとんどの候補者を家政婦としてしか考えなくなるでしょう。
候補者の方もそれを承知しながらも、メイサの子宮の代わりになれる可能性をちらつかされると、喜んで奉仕に勤しむでしょう。
メイサは候補者を厳しく躾て、家事のレベルを上げて夫に尽くすのが妻の務めだと考えます。
メイサは家の主人である赤西君に対する礼儀や奉仕には特に厳しくします。
たとえばメイサ一人に対しては場合によっては手を着くだけの略式の挨拶を許すが、赤西君に対して、あるいは夫婦二人でいる場合には必ずきっちり額をつけた挨拶をさせるとか、赤西君の汚れ物の洗濯はメイサの下着を洗濯するときの3倍時間をかけてていねいに洗わせる、とか。

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掃除や洗濯のできばえや、仕事の取り組みは、候補者同士で三重にチェックします。
厳しく不備を指摘すればするほどメイサは評価し、指摘された方を容赦なく罰するので、互いに監視しあい、奉仕にますます気が抜けなくなります。

たとえばトイレ掃除をする際、一人の候補者が実際に掃除を行い、一人の候補者は横でその監視を行います。
掃除の始めと終わりに主人の便器にしっかり礼をしたかどうか、一心不乱に、隅々まで磨いたかどうかをチェックします。
監視役はその場で不備を指摘せず、後にメイサの前で行われる報告会で報告します。
最低でも3つは不備を報告することが監視役の義務とされるうえ、三重チェックをした候補者が監視役の見落としを厳しく指摘するため、情け容赦ない指摘が行われます。
1日の家事奉仕の中で、作業者と監視役は何度も立場が入れ替わります。
報告会では不備指摘された者に釈明は許されていないので、互いに互いの些細な不備を厳しく指摘するしかないのです。
報告が終わると一人ずつ、メイサに不備の反省と懺悔と懲罰の自己申告を行います。
そこでメイサから訓示と懲罰の言い渡しがあります。

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メイサはこうした相互監視を利用して自ら見回ることなく候補者の全ての家事を厳しく監視することができるのです。
この反省会で、不合格者の言い渡しが行われることもありあます。
不合格者はすぐさま家を追い出され新たな候補者が適性試験として家事奉仕に入ります。

候補者が赤西夫婦に譲渡した保証金は、候補者が無事夫婦の子供を出産した場合のみ返還される契約になっているので、不合格者には当然ながら返還されません。
家事奉仕の適性試験に呼ばれなかった者も同様です。
現住不動産を保証として譲渡した場合は、譲渡の時点から不動産は所有者である赤西夫婦の別荘として扱われ、住人(代理母候補者の家族)は賃借人として賃料を所有者である赤西夫婦に収める一方、別荘の管理人として、いつ何時でも赤西夫婦が快適に使用できる状態を維持する義務を負います。
(当然鍵は赤西夫婦が管理権を有し、住人は複製を赤西夫婦から預かる形。住人は鍵を預かりものとして厳重に管理する義務を負い複製も禁じられますが、赤西夫婦が複製つくり知人に渡したりするのに住人にことわる必要はありません。)
トイレやバスルーム、キッチンといった設備も赤西夫婦の許可した範囲でしか利用できず、リビングやベッドルームは掃除の時以外は入室も許されません。

もちろん利用価値が低いと判断されれば、いつでも住人を追い出して売却したり競売にかけることもできます。

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別荘は都心部の高級マンションだけでも100を数え、さらに都内各所に300の豪邸が、赤西夫婦の所有物となります。
とうてい使いきれないので、赤西君は男女数十人の友人たちに別荘の合い鍵をバラまき、住居、パーティー会場、喫茶店、バー、ラブホテル代わりに供することにします。
各別荘の住人には友人たち一人一人に直接挨拶に行かせ、紹介した友人の言うことは俺からの命令だと思って、と言いつけます。
友人たちはいつどこにいても最寄りの別荘の住人に連絡して迎えに来させることができます。
赤西君は各別荘に、月に何人友人が来たか、トータル何日滞在したかを報告させ、ノルマを課します。
人気の別荘には、俺もふらっと顔だすかも、と言って煽ります。
住人は必死になって赤西君の友人を勧誘します。
高級な酒やオーディオ、ビリヤード台を競って揃えます。
主人の友人に対して訪問の証拠としてサインを求める不遜な住人もいたため、訪問数や滞在時間ではなく、主人の友人たちが出したゴミを、奉仕に対する恩賞として、ポイント化して競わせることにします。
使用済みティッシュ一枚1ポイント、吸い殻一本2ポイント、使用済みの歯ブラシやスリッパは5ポイント、下着類は10ポイント、コンドームは20ポイント、といった具合に。
これは、主人の友人に対する畏怖と尊敬と感謝を各別荘の住人に植え付け、改めて使用人として馴致する効果があったようです。

男性客「あ、そうだ、ねえ今日サインしなくていいの?」
女性客「いいんだよ仁からメール来てたじゃん。うちらの捨ててったゴミとかさ、脱いでった下着とか集めるとポイントになるんだって」
男性客「なんだそれ?」
女性客「なんだそれでしょ。でもさー、それ以来めっちゃサービス良くなったの。昨日泊まったとことかもマジ必死すぎて、なに奴隷?とか思ったし。やっぱさー、ゴミとか、そうティッシュとかー、吸殻とかも集めてんの。そういうのってうちらが生きてて自然に出るものじゃん?そういうのをさ、集めて喜んでるうちに、うちらに対する気持ちが変わってくるみたいな。」
男性客「なるほどね。サインはまあ一応対価になるけど、俺らが自然に出すものを集めるってことは、俺らの体とか、生理現象そのものがありがたくなるってことか。やっぱ天才だな、仁は。」
女性客「仁はねー、生まれたときから人を支配することに慣れちゃってるから、考えなくてもわかるんだよね、そういうことが。」
男性客「抱かれればわかるってか?」
女性客「まーね。仁に曲書いたお礼としてあんたと付き合うことになったけど、今でも私は頭の先から足の指まで仁のものだから。」
男性客「お前それ毎晩言うよな…じゃあ、ご相伴に預かりますか…ん…んちゅ…」

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コメント

妄想の羽が広がってきましたね。カップル崇拝と金銭的奴隷制、ナイスな組み合わせです。

鳥尾さん

いつもコメントありがとうございます!

おかげさまで、妄想が復活してきました。

「美しさ」という金銭には換えがたい価値を持った人たちに金銭的な不自由を味あわせるなんてことがあってはならない、と思っています。
美しい人は貴族であるべき。
「嘆きの門」という作品で谷崎も同様のことを書いています。

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